四方を海に囲まれた四国は海産物はもちろん、温暖な気候のため果物や山の幸も豊富です。
こちらの記事では、四国4県自慢のソウルフードを厳選して12品ご紹介します。
記事の後半ではテレビでも紹介されて人気沸騰中の「日曜市のいも天」を取り上げています。
自宅で簡単に作る方法も紹介しているので参考にしてください。
香川県のソウルフードとしては、以下の3つが挙げられます。
インスタ映えする人気のスイーツもあるので、旅行に行く際などの参考にしてください。
香川県のソウルフードとして、讃岐うどんは外せません。
讃岐うどんは中国の唐の時代、弘法大師の空海が持ち帰ったとの伝説があります。
そのため、讃岐国(後の香川県)ではうどん作りが盛んになり、県民1人につき年間180玉以上を食べるとされています。
讃岐うどんの特徴は、その独特の”コシ”です。
人の体重で生地を足踏みすると、体温によって粘りが増し讃岐うどんならではのコシが生まれるのです。
1杯200円以下で食べられる店も多く、県民の食を支える重要なメニューとなっています。
意外に思われるかもしれませんが、雑煮も香川県のソウルフードの1つです。
お正月に香川県に帰省したら、雑煮を食べないわけにはいかないという県民も多いほど!
香川県の雑煮の特徴は、お餅に「あんこ」が入っている点です。あんこの甘さと白みその塩気が意外にもマッチします。
県内では一年を通して「あんもち雑煮」を楽しめる甘味処が多くあります。
おいりはもち米を煎って作られる、あられに似たお菓子です。
直径1㎝ほどの玉状になっており、口の中でフワッと溶ける点が特徴です。
近年になり人気のスイーツが、パステルカラーのおいりをトッピングしたソフトクリームです。
県内の道の駅や土産屋などで販売されており、インスタ映えすると話題になっています。
徳島県のソウルフードとしては、以下の3つが挙げられます。
食べたらやみつきになるラーメンもあるので、グルメの方は要チェックです。
柚りっ子は無農薬で育てられ、厳選された柚子から作られた「ゆず味噌」です。
優しい甘さと爽やかな香りが特徴で、県民の中にはご飯に乗せてそのまま食べる方もいます。
肉料理や魚料理はもちろん、野菜や豆腐・鍋料理との相性も抜群です。
サラダのドレッシングや焼き肉のたれなど用途も広いため、冷蔵庫に1本入れておくのもおすすめです。
徳島県のソウルフードとして外せないのがすだちです。
徳島県のすだち生産量は年間およそ3,700トンと、2位高知の31トンを大きく引き離しています。
全国レベルで見ても全体の98%が徳島で生産されており、県民の食卓に欠かせない果物となっています。
サンマとおろし大根に絞って掛けたり、唐揚げに掛けたり味噌汁に絞り入れたりと、さまざまな食べ方が楽しめる点も特徴です。
冷凍保存もできるので旅行の際にお土産で買って帰るのもおすすめです。
最近になり地元で人気のメニューの1つが徳島ラーメンです。
甘く煮込まれた柔らかい豚バラ肉が乗っており、豚骨ベースのスープが食欲をそそります。
徳島ラーメンの特徴の1つが、トッピングに生卵を使用する点です。
最初はそのままで、途中で「味変」できるのが人気の理由の1つです。
愛媛県のソウルフードとしては、以下の3つが挙げられます。
愛媛県には他とは違う鯛めしの作り方があるので要チェックです。
愛媛県のソウルフードの1つがじゃこ天です。
てんぷらと言うと衣をつけて油で揚げた料理をイメージする方も多いですが、関西では魚などの練り物をてんぷらと呼ぶ地域が多いです。
じゃこ天は底引き網で取れた雑多な魚(雑魚=じゃこ)を骨・皮ごとすりつぶし、すり身にして揚げる点が特徴です。
骨・皮ごとすりつぶしているため風味が豊かで、独特の食感が楽しめます。
うどんに入れて食べるケースもあれば、酒の肴やおやつとしてつまむようなケースもあります。
愛媛県民がこよなく愛するソウルフードが鯛めしです。
一般に鯛めしと言うと、塩焼きしたタイとコンブを炊飯器に入れて炊き上げる料理をイメージされる方も多いでしょう。
愛媛ではそれとは別に、アツアツのご飯に醬油やみりん、卵、出汁などに付け込んだ鯛の刺身を乗せて食べる「宇和島鯛めし」が有名です。
タイのうまみを丸ごと楽しめるため、地元民はもちろん旅行者にも人気の一品です。
今治焼豚玉子飯は中華料理店の賄いから誕生した、B1グランプリ常連の料理です。
柔らかく煮込んだ甘めのチャーシューに目玉焼きを乗せ、レンゲで崩しながら食べるのが特徴です。
お店ごとに作り方を工夫しているため、食べ比べを楽しむ地元民の方も少なくありません。
早い・安い・うまいソウルフードなので、旅行者の方にもおすすめです。
高知県のソウルフードとしては、以下の3つが挙げられます。
酒好きにはたまらない一品もあるのでぜひチェックしてみてください。
高知県でお祝い事に欠かせないメニューの1つが差鉢料理です。
差鉢料理は直径40㎝弱の大皿に、高知県が生む山の幸・海の幸を豪勢に盛り付けるのが特徴です。
盛られる料理の例としては、カツオのたたきや蒸し鯛・田舎ずし・揚げ物・煮物などが挙げられます。
県内では差鉢料理が食べられる居酒屋やレストランも多くあります。
酒豪が多いことで知られる高知県ですが、お酒を飲む際に欠かせないおつまみの1つが酒盗(しゅとう)です。
「酒を盗む」という字からも明らかなように、スルスルとお酒が進むおつまみとして有名です。
酒盗はカツオやマグロなどの希少部位から作られる塩辛の一種で、お酒好きの方のなかにはお猪口に日本酒と酒盗を入れて飲む方もいます。
おつまみとしてだけでなく、料理の隠し味に使われるケースもあります。
鍋焼きといえばうどんをイメージしますが、高知では鍋焼きラーメンが県民のソウルフードとなっています。
細麺に鶏ガラしょうゆをベースとした出汁が絡み合い、最後までアツアツで食べられる点が特徴です。
トッピングはちくわ・ネギ・生卵とシンプルで、途中で卵を崩すと味が変わるため、最後まで飽きずに食べられます。
残ったスープにご飯を入れ、雑炊にして食べるのも高知県民の楽しみの1つです。
最近になり高知県のソウルフードとして注目されているのが「日曜市のいも天」です。
高知県のソウルフード番外編として、テレビでも紹介された日曜市のいも天を紹介します。
高知県の日曜市は全国でも有数の規模を誇る街路市で、高知城の追手門から東へ約1㎞の間に500ものお店が立ち並びます。
1日に訪れる方が15,000人ともされており、また300年以上前の江戸時代から開かれているため、規模・歴史ともに日本一と言えます。
そんな日曜市で最近になり注目されているのが「いも天」です。
いも天は日曜市にもお店を出している「大平商店」が販売しており、注文してから揚げるためいつでもアツアツが楽しめます。
日曜市の「いも天」が人気の理由は、秘伝の衣を使用している点です。
通常のてんぷらには小麦粉やでんぷんなどを用いますが、いも天の衣には砂糖や塩などが絶妙の割合で配合されています。
大平商店のいも天の衣は50年以上門外不出で、「ほかのお店には出せない味がある」と地元民の間でも評判です。
また、国内産の金時系のサツマイモを使用しているため、食感が「べっちゃり」ではなく「ほっくり」している点も特徴です。
「日曜市のいも天を自宅でも食べたい!」
そんな声に応えて大平商店では「いも天粉」の販売をはじめました。
いも天粉をつけたサツマイモを上げるだけで、お店で食べたあの味が再現できます。
アメリカンドッグや鶏天などアレンジレシピも豊富なので、公式サイトのチェックをおすすめします。
四国4県にはそれぞれ、県民が愛してやまないソウルフードが多数あります。
もちろん旅行者にとっても、オリジナリティあふれる料理の数々に目を奪われることでしょう。
近年になり注目されているのが、高知県の日曜市で販売されている「いも天」です。いつも行列ができており売り切れて買えない方も少なくありません。
そんな方には、大平商店が販売しているいも天粉がおすすめです。
自宅で美味しいいも天が楽しめるほか、さまざまなアレンジレシピも用意されています。
通販サイトで購入できるので、興味がある方はぜひお試しください♪