秋の旬野菜として知られるさつまいもですが、「焼き芋や天ぷら以外の美味しい食べ方を知らない」という人が多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、さつまいもはスープや炒め物、サラダなどにも活用可能で、高知名物の「いも天」も美味しい食べ方の1つです。
本記事では、さつまいもの美味しい食べ方の簡単レシピに加えて、高知名物の「いも天」を簡単に作れるいも天粉についてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは、さつまいもの美味しい食べ方のレパートリーを広げるために、スープや炒め物などの簡単レシピをご紹介していきましょう。
さつまいもといえば、焼き芋や天ぷらのように素材単体で食べるイメージが強いですが、他の食材や調味料と組み合わせることによって、甘味やホクホク感が引き立つ場合もあります。
今回ご紹介する3つのレシピは、どれも10〜20分程度で作れるものばかりですので、普段の献立にお役立てください。
まずご紹介するさつまいもの美味しい食べ方の簡単レシピは、クリーミーな味わいで体も温まる「さつまいもと豆乳のチャウダー」です。
さつまいもを含む食感豊かな具材がたっぷり入っており、ベーコンや醤油などによって塩味もしっかりと感じられるため、主菜にも使えます。
豆乳を使用することで脂質が抑えられ、大豆由来の成分も摂取できるため、ダイエット中にも嬉しいメニューと言えるでしょう。
材料(2人分)
まず、皮つきのさつまいもを水で洗って角切りにし、アク抜きや変色防止のために5分程度水にさらします。
玉ねぎは皮を剥いてみじん切り、ベーコンは1cm角に切って、オリーブオイル(材料外)を入れて熱したフライパンで炒めます。
ベーコンの脂が出てきたら、水気を切ったさつまいもを加えて炒めてください。
さつまいもに脂が馴染んだら、水と洋風スープの素を加えて煮込み、さつまいもが柔らかくなったら醤油と豆乳を加え、弱火で温めて完成です。
続いてご紹介する、さつまいもの美味しい食べ方の簡単レシピは、野菜をしっかり摂れてご飯のおかずにもなる「さつまいものベーコン炒め」です。
さつまいも、かぼちゃ、ブロッコリー、ベーコンという、サラダのような材料のラインナップですが、甘辛ダレで炒めることによって、食べごたえのある主菜に大変身します。
火が通りづらいさつまいもとかぼちゃは、電子レンジで柔らかくしてから炒めますので、忙しいときの時短メニューとしてもおすすめといえるでしょう。
材料(2人分)
まず、さつまいもは皮を剥かずに乱切り、かぼちゃは種とワタを取って2cm角にカットします。
それぞれ耐熱容器に入れてラップをかけ、600wの電子レンジで4分ほど加熱しましょう。
ごま油を入れて熱したフライパンでベーコンを焼き目が付くまで炒めたら、さつまいもとかぼちゃに調味料(料理酒・醤油・オイスターソース・みりん・砂糖)を加え、中火でとろみが付くまで炒めます。
とろみが付いたら小房に分けたブロッコリーを加え、さっと炒めたら火から下ろし、白ごまを散らしたら完成です。
最後にご紹介する、さつまいもの美味しい食べ方の簡単レシピは、パーティーなどでも重宝する「さつまいもとかぼちゃのデリ風サラダ」です。
フライパンやお鍋を使わず、電子レンジの加熱のみで完成させられるため、他の調理でコンロが埋まっているときでも作れます。
ポテトサラダに飽きたときのバリエーションとしてもおすすめですので、さつまいもとかぼちゃが揃っているときは、ぜひ一度お試しください。
材料(4人分)
まず、さつまいもは皮を剥いて2cmほどの輪切りにしてから水にさらしてください。皮を半分程度剥いたかぼちゃは5〜7mmにスライスし、一口大にカットしておきましょう。
水気を切ったさつまいもに塩(分量外)を少々加え、電子レンジで3〜4分加熱した後、マッシャーなどで荒めに潰してください。
そこにオニオンスライスと塩・胡椒・マヨネーズ・ヨーグルト・レモン汁・パセリを全て合わせて混ぜます。
かぼちゃに塩(分量外)少々を加えて電子レンジで4分程度加熱し、柔らかくなったら上の工程に混ぜ合わせ、仕上げにパンプキンシードを散らしたら完成です。
ここからは、高知県の日曜市で名物として知られる「いも天」を簡単に作れる秘伝の粉をご紹介していきましょう。
から揚げ粉やお好み焼き粉など、料理を便利にする粉類の定番商品は多数ありますが、いも天を簡単に作れる「いも天粉」は、それらに並ぶニュースタンダードになり得るポテンシャルを秘めています。
また、「いも天だけの用途だと粉があまりそう…」と思った方のために、いも天以外のアレンジレシピもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
1日に約2万個もの売れ行きを誇る高知県のソウルフード「いも天」の味を家庭でも楽しめるように、「日曜市のいも天」がいも天粉を開発しました。
いも天発祥の店として知られる大平商店の秘伝の味を再現したもので、外サク・中ふわで甘じょっぱい、絶妙な美味しさのいも天を自宅で簡単に作れます。
1袋200g入り1,100円(税込)で販売されており、3袋以上買うと5%オフが適用されるため、まずは1袋で味を試し、リピートの際はまとめ買いを活用すると良いでしょう。
日曜市のいも天のいも天粉は、さつまいも以外の野菜の天ぷらにも活用可能です。
水と粉を1対1で混ぜ合わせ、ピーマン・なす・かぼちゃなど、お好みの野菜をくぐらせて揚げるだけですので、小麦粉を使用した天ぷらと同じ要領で簡単に作れます。
サクッとした食感に加えて、いも天粉ならではの甘じょっぱい味わいを感じられるため、普段とは一味違った天ぷらを楽しみたいときにおすすめといえるでしょう。
野菜の天ぷらだけでなく、とり天に使用するアレンジレシピもおすすめです。
野菜の天ぷらのレシピと同様に、水といも天粉を1対1で混ぜ合わせ、鶏肉をくぐらせて揚げるだけですので、野菜の天ぷらと同じタイミングで作れます。
鶏肉に下味を付けることによって、いも天粉の甘味とのコントラストがより一層際立つため、醤油・しょうが・にんにく・酒などで10分ほど下味を付けてから衣にくぐらせましょう。
いも天粉をお好み焼き粉の代わりに使用する、お好み焼きのアレンジレシピも美味しい食べ方の1つです。
いも天粉によって生地に甘味が出るため、豚肉の代わりにベーコンを使用するなど、材料で塩味をプラスしてあげると、甘味と塩味のコントラストでより美味しく仕上がります。
出汁風味のお好み焼き粉とは違って、パンケーキに近い味わいになるため、アメリカンドッグ感覚でケチャップをかけて食べるのも良いでしょう。
いも天粉で作る甘い生地は、チーズとの相性も抜群なため、チヂミの生地にも使えます。
薄力粉の代わりにいも天粉を使用し、ほうれん草・じゃがいも・チーズなどの具材を混ぜ込んで焼くだけですので、時短メニューとしてもおすすめです。
いも天粉のみで作ると、さっくりとした食感の生地に仕上がるため、本物のチヂミのようなもちもち感を出したいなら片栗粉も混ぜると良いでしょう。
本記事では、さつまいもの美味しい食べ方の簡単レシピをご紹介し、高知名物のいも天を簡単に作れる日曜市のいも天の「いも天粉」について解説してきました。
日曜市のいも天のいも天粉は、いも天発祥の店である大平商店の味を再現したもので、自宅でいも天を簡単に作れるだけでなくさまざまな料理へのアレンジも可能です。
いも天を懐かしみたい全国各地の高知出身者の方や、テレビ番組などで見て気になっている方は、ぜひ一度お試しください。