おかずからおやつまで、さまざまな料理で重宝するさつまいもですが、焼き芋やスイートポテトなどの定番レシピ以外でおすすめはあるのでしょうか?
結論からお伝えすると、さつまいもで作るおやつの中で簡単に作れておいしいと人気が高まっているのが、高知のソウルフードである「いも天」です。
本記事では、いも天をはじめとした、さつまいもを使って簡単に手作りできるおやつのレシピをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
秋の味覚の代表であるさつまいもは、自然な甘みが特徴で、おかずだけではなくおやつの材料としても人気ですが、レシピのバリエーションを増やしたい方も多いのではないでしょうか?
そこで、本項目では王道のスイートポテトなど、さつまいもを使った手作りおやつのレシピを3種類ご紹介します。
どのレシピも簡単においしく作れますので、さつまいもで何を作るか悩んだときなどには、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
スイートポテトは、さつまいもの濃厚な甘みが楽しめる人気のおやつの1つですが、オーブントースターなどで簡単に作れるのも魅力です。
おいしく仕上げるポイントは、糖度の高い「紅はるか」や「安納芋」などのねっとり系のさつまいもを使用することと、熱いうちに手早く練ってなめらかさを引き出すことです。
ここでは、生クリームを使わない簡単なスイートポテトのレシピをご紹介しますので、ぜひ作ってみてください。
まずは、以下の材料(2人分)を用意します。
スイートポテトの材料
さつまいもを1口大に切り、水にしばらくさらしてアクを抜いたら水気を切って、600Wの電子レンジで約5分加熱します。
フォークなどでしっかりと潰し、砂糖・牛乳・溶き卵(大さじ1程度残し同量の水で溶く)・バターを入れて混ぜてください。
ラップで四角く包み1口大に切ったら、残しておいた溶き卵を塗り、お好みで黒いりごまをまぶしてから200℃のトースターで約12分焼いたら完成です。
続いてご紹介する、さつまいもを使った簡単に作れるおやつのレシピは「さつまいものチーズケーキ」です。
ミキサーを使って材料を混ぜ合わせることで、簡単にしっとりとした食感の本格的なチーズケーキが作れるレシピは、年齢や性別問わずに人気となっています。
さつまいもとクリームチーズの相性は抜群で、さつまいものほっくり感とさっぱりとした自然な甘さが感じられ、何個でも食べられる逸品です。
ここでご紹介するのは約8人分の18cm丸型1台の分量なので、作るときには型の大きさや食べる人数などに合わせて調整してください。
さつまいもチーズケーキの材料
下準備として、クリームチーズを常温に戻し、型に無塩バターを塗ってクッキングシートを敷いたらオーブンを170℃に加熱します。
さつまいもは皮を剥いて1口大に切り、3分間水にさらしてアク抜きをしたら、600Wの電子レンジで約5分加熱してください。
さつまいもの粗熱を取ったら、ミキサーで粉砂糖とセルフィーユ以外の材料を混ぜ、型に流し込み170℃に予熱したオーブンで45分〜50分焼きます。
焼き上がったらお好みで粉砂糖とセルフィーユをトッピングして完成です。
最後にご紹介するのは、ホットケーキミックスを使った簡単でおいしい「さつまいものマフィン」のレシピです。
さつまいもの優しい甘さとメープルシロップ・バターの風味との相性は抜群で、抹茶やキャラメルを加えるなどのオリジナルのアレンジも可能です。
ここでは、マフィン型6個分の作り方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
さつまいもマフィンの材料
バターは600Wのレンジで約30秒加熱して溶かし、さつまいもは1cm角に切り水にさらしておきます。
さつまいもの水気を切ったら、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで約3分加熱したら、生地に混ぜ込む分と飾り用に分けておきましょう。
ボウルで卵を溶き、牛乳・溶かしバター・メープルシロップを加えて混ぜた後に、さつまいも・ホットケーキミックス・黒いりごまを加え汁気がなくなるまで混ぜます。
生地を型に入れ、飾り用のさつまいもを上に乗せたら、180℃のオーブンで20分焼いて完成です。
ここまで、さつまいもを使って簡単に作れるおやつの人気レシピをご紹介しましたが、さつまいものおやつと言えば新定番の「いも天」の存在を忘れてはいけません。
いも天は、高知では定番のさつまいもを使った人気のおやつで、ほっくりとしたさつまいもと甘じょっぱい衣がどこか懐かしくもあり、新しさも感じる逸品です。
本項目では、いも天の人気の秘密に迫るとともに自宅で簡単にいも天が作れる秘伝の粉もご紹介しますのでチェックしてみてください。
いも天は高知県民にとってはおなじみのソウルフードで、ほっくりとしたさつまいもに衣をつけて揚げた人気のおやつです。
いも天と言えば、創業50年の大平商店が販売している「日曜市のいも天」が元祖で、祖母が創業時に開発したレシピを50年間守り続け、変わらない味わいのいも天を作り続けています。
秘伝の粉を使い180℃の油で揚げたいも天は、さつまいものほのかな甘さとさくさくとした食感が特徴で、人気テレビ番組「秘密のケンミンSHOW極」でも取り上げられたため、店舗には常に行列ができています。
高知に行かなければ食べられないいも天ですが、大平商店の公式オンラインショップでは、自宅でいも天が作れる「秘伝の粉」が購入可能です。
大平商店のいも天の衣は親族のみにしか継承しておらず、50年以上門外不出が守られてきました。
そんないも天ですが、公式オンラインショップの「日曜市のいも天粉」を使えば、自宅で簡単に大平商店のいも天を再現できます。
材料はさつまいもと秘伝の粉・水だけで簡単に手作りできるため、興味のある方はぜひ1度購入して作ってみてはいかがでしょうか。
いも天の粉は、いも天だけではなくさまざまな料理に使えるため、キッチンに常備しておくと何かと便利です。
いも天にバニラアイスを添えたりはちみつをかけたりなど、いも天自体のアレンジもおすすめですが、かぼちゃやクリームチーズ・鶏肉に衣を絡めて揚げるとおかずやつまみとしても活躍します。
また、お好み焼き粉やアメリカンドッグの衣としても使えるため、自分なりのアレンジを楽しんでみましょう。
さらに今回ご紹介していたおすすめさつまいもスイーツである「さつまいもマフィン」ですが、ホットケーキミックスの代わりにいも天粉を使ったアレンジも非常におすすめです。
いも天粉とさつまいもは相性が抜群なので、お菓子作りにも是非試してみてください♪
本記事では、さつまいもを使った簡単なおやつのレシピや、新定番の人気おやつ「いも天」について詳しくご紹介しました。
いも天は、高知で愛されているソウルフードで、通常は現地でしか食べられませんが、大平商店の「日曜市のいも天粉」を使えば自宅で簡単に本場の味が楽しめます。
高知で食べたいも天の味を自宅で再現したい方はもちろんですが、食べたことがない方も人気が高まっているいも天を、ぜひ1度自宅で作ってみてはいかがでしょうか。